「聖書・教理の公開講座」

(神学校主催 共催:九州中会教育委員会)

日 時 2016年9月19日(月)11時~15時
場 所 福岡城南教会
参加費 1000円(弁当持参)
講 師 佐藤泰將先生(新約・パウロ書簡担当:大森教会牧師)
松田真二先生(教理・創造論担当:蒲田御園教会牧師)

プログラム

11:00~12:30 「新約・パウロ書簡」の講義 佐藤泰將講師
12:30~13:30 昼食(各自弁当持参)
13:30~15:00 「教理・創造論」の講義 松田真二講師

講師のプロフィールと招きの言葉

佐藤 泰將(さとう やすまさ)
1965年 東京都杉並区生まれ。
1987年、国際基督敦大学教養学部語学科卒業。
1989年~1992年、リージェント神学校(カナダ・バンクーバー)に留学 (M.Div.課程卒業)
キリスト教主義の学校での教員生活を経て、2002年日本キリスト教会神学校に編入し、2004年卒業。
東京中央伝道教会(現、伝道所)の伝道師、牧師を経て、2008年大森教会牧師、現在に至る
日本キリスト教会神学校において、新約部門主任講師として「新約聖書神学Ⅰ、Ⅱ」、「新約時代史」、 「英語講読Ⅱ」を担当。

今回の講座では13ある「パウロ書簡」を学びます。新約正典中の並びからすれば、 ローマの信徒への手紙からフィレモンへの手紙までです。 最近では『日曜学校』誌に良い学びが掲載されていますので、それらをすでに読まれていることを前提に、 書簡それぞれを別個に扱うことはせず、共通する主題をあげながら理解を深めたいと患います。

松田 真ニ
1950年 高知県高知市生まれ。
1978年、日本キリスト教会神学校卒業。
1985年~1987年、ウェスタン神学大学に留学(Th.M.課程修了)
高松伝道所、聖園教会、尾道酉教会、大和教会を経て、2014年より蒲田御国教会牧師、現在に至る。
日本キリスト教会神学校において、組織神学講師として「神学総論Ⅰ・Ⅱ」、歴史神学講師として 「教理史I」を担当。
2013年4月より日本キリスト教会神学校校長。

第4回「教理の公開講座」では、「創造論一父なる神」について学びます。 「創造論」の中で「摂理論」も取り上げることになります。創造と摂理の教理に関して 『ハイデルベルク教理問答」開い26~28に基づいて学びます。『ハイデルベルク教理問答』によって、 基本的な創造と摂理の教理を学ぶことは教会にとって大きな益があると患います。 また、『ハイデルベルク教理問答』を離れて、現代的な問題として「創造と世界」について、すなわち、 世界の環境や自然破壊の問題が広がっていく中で、神が造られた世界をどのようにとらえればよいのか、 その間題にどのように取り組んでいったらよいのか、共に考える時となればと思います。